散歩のこと
80歳を超えて、いまだに一人暮らしを謳歌している父は、
いつの頃からか忘れましたが、散歩を日課にしています。
今の家に移ってからなので、おそらく70歳くらいからです。
毎朝7時から8時に老人会の方達と一緒に歩いています。
父が、元気にしてくれているのも散歩のおかげだと思います。
私も去年から散歩を始めました。
50歳を過ぎてから急に体の衰えを感じています。
階段で息が切れたり、
少し動くと次の日に筋肉痛になっていたり、、、
このままでは、人生の終盤布団の上で過ごす時間が増えてしまう。
頑張って動かなくては、と散歩を始めることにしました。
仮に、お金がたくさんあっても筋肉がなければ老後が心配です。
お金がなくても、筋肉があれば、乗り越えられることはたくさんありそうです。
継続的に歩くために
歩数をポイントに変えてくれるアプリをスマホに入れました。
とにかく、飽きっぽいので。
何か、他に楽しみがないとできません。
トリマを入れました。
移動距離と歩数がポイントに変わります。
ポイント換算はさほど良くはないのですが、溜まったポイントで寄付もできるので、
面白いなと思いました。
この、ポイントが溜まって行くのが楽しくて今は歩いています。
散歩でみること
散歩に行くと微笑ましい風景に出逢います。
先日は、小さな男の子が、おもちゃのベビーカーにパンダのぬいぐるみを乗せて
楽しそうにお散歩をしていました。
パンダは少し疲れたように寝そべってグッタリしていて、男の子の嬉々とした顔とは対照的で口元が緩みました。
最近は、小型犬といっしょに散歩している、人生の先輩方を多く見かけます。
犬もおそらく、高齢のようです。
犬がベビーカーに乗っていたのを幾度となく見ました。
そして、座り込んで動かない犬も、、、、
「どうしたの、もうちょっと、頑張ろう、歩こう。」と
おばあちゃんが犬に話しかけているのを見ました。
しゃがみ混んでいる小さな犬は、おばあちゃんと目を合わそうとしません。
犬も都合が悪いと目を合わせないんだなーと思いました。
自分が少し前、小さな子供を連れて散歩に来た時のことを思い出します。
歩けなくなった子供を抱っこして歩きました。
そういえば、抱っこされている犬をよく見かけるのですが、歩けなくて抱っこしているんですね。
子供は、高校を卒業したら、一人暮らしをして大学に行くことを楽しみにしています。
一人っ子なので、寂しくなります。
しゃがみ込んだ犬を
「しょうがないわね」と言いながら嬉しそうに抱っこするおばあちゃんを見ながら
私も子供が、家を出たら犬を飼おうかなあと思いました。