
こんにちは、今回は幼少期から学童期の子どもたちが1日の中で一番長く履いている「上履き」に、足のトラブルの原因が隠れていることをお伝えします。
昭和からある昔ながらのバレーシューズタイプの上履きを履いていませんか?
もしかしたら、その上履きがお子様の健やかな足の成長を妨げているかもしれません。
この記事では「実は危ない上履きの特徴」と自信を持っておすすめできる「足が育つ理想の上履き」を厳選してご紹介します。
なぜ「昔ながらの上履き」はNGなのか!
バレーシューズのNGな点3つ
- ゴムがきつすぎたり、ゆるすぎたりする。
- 足のサイズに合っているのかわからない。
- かかとがふにゃふにゃで安定しない

1. ゴムがきつすぎたりゆるすぎたりする
甲のゴムが、みんな同じサイズ。だから、足の幅が広い子も狭い子も、同じゴムで調整するしかありません。
きつすぎると足が痛くなるし、ゆるすぎると脱げやすくて危ないんです。
足がゴムで固定されないと、上履きが脱げやすくなります。転びやすくなって危険ですし、きついと足の成長の妨げになりますね。
2. 足のサイズに合っているかわからない
足にあっているかを確かめるには、インソールに足を乗せるのが一番です。バレーシューズには、足裏の形に合わせてくれる中敷き(インソール)がありません。そのため、足にあった靴かどうか確かめるのが難しいです。
🦶のサイズがあってないときついと足の指が詰まってしまします。
子供の足の骨は未発達!扁平足や外反母趾の原因になるほか、運動能力の低下や姿勢の歪みにつながるので、サイズのあった靴を選びたいですね。
3. かかとがふにゃふにゃで安定しない
バレーシューズのかかとは柔らかい素材でできているので、歩いたり走ったりするたびにぐにゃぐにゃと曲がってしまいます。これでは足がしっかり固定されず、不安定な状態になってしまいます。
かかとには、立ったり歩いたりするたびに、体の重さが全部かかっています。この大事な場所の骨をしっかり守るためにも、かかと部分が硬く、丈夫な靴を選ぶことが、足を健康に保つためにすごく大切なんです。
もう迷わない、保育士が教える「足が育つ上履き」選び5つのポイント!

マジックテープがあるもの!
自分で履ける。それぞれの足にフィットするように固定ができます。
踵がしっかりしているもの!
踵がしっかりとしたつくりだと体重の重さを支える大切な踵をしっかり守ってくれます。
足の指が広がるもの!
子どもの骨は未発達です。足にあった大きさの靴を選びましょう。
狭いと、足指が使えない状態で歩くことになるため、足のアーチが崩れて偏平足になる可能性があります。
また、大きいと足が滑ることで踏ん張りがきかず、バランスが崩れやすくなり、転ろぶことが多くなります。
靴底は指の付け根でしなやかに曲がるもの!
指の付け根でスムーズに屈曲することで、足裏のアーチを作ります。、地面をしっかり蹴り出す力を助け、足指が本来の機能を保つのにも役立ちます。また、外反母趾の予防にもつながります。
インソールがメッシュ素材!
汗っかきの子どもの味方!メッシュ素材で蒸れずに清潔が保たれます。
5つのポイントを踏まえて上履き選びをしていきましょう。
これを買えば間違いない、足育に良い上履き3選!
迷ったらこれ!足育の王道オールラウンダー
★第1位:IFME(イフミー)SC-0002 / SC-0003
おすすめポイント!
保育士目線
インソールが2枚付いてくるのが衛生的!週末に洗って乾かなくても安心 です。☺️
機能面
土踏まずを支える独特のインソールは、扁平足気味の子にも試して欲しいです。しっかりしたインソールですよ。
活発な子に!運動靴みたいな安定感
★第2位:MoonStar(ムーンスター)キャロット CR ST11
保育士目線
体育指導やリトミックなど、よく動く活動がある園には特におすすめです。グリップが効いて滑りにくいんです。
機能面
かかとをしっかり固める『カウンターボックス』設計は、足首がまだグラグラな小さいお子さんにも安心です」
繊細な足に。ワンランク上のプレミアムな履き心地
★第3位:ASICS(アシックス)スクスク 上履き CP MINI
保育士目線
着脱が苦手な子でも、ベルトが1本で大きく開くので着脱がしやすく『自分でできた!』につながりやすいですよ」
機能面
さすがアシックス。ソールのクッション性が高く、長時間履いても疲れにくいので、一日保育のお子さんには最適です
まとめ

日の大半を過ごす上履きは、お子様の足にとって「第二の家」のようなものです。
つい価格やデザインで選びがちですが、今日ご紹介したポイントを参考に、「足を守り、育てる」という視点で選んであげてみてください。
正しい上履きは、お子様の健やかな成長と、園での楽しい活動を足元から力強く支えてくれるはずです。