教育について

子供には失敗をしても立ち直る力を。

アイキャッチ 子供には立ち直る力を育てよう

心が折れても立ち直る力

スマホが登場して10年世の中が変わってきました。その技術の革新がさらに集約されこれから先は変化が早く進むといわれています。

一生同じ会社で働く人の数は減ると言われています。転職をしてキャリアアップしていく欧米型の働き方が主流になるとかならないとか、

トライアンドエラーの時代がやってきます。

大人も子どもも、変化に対応できる、凹んでも立ち直って先に進む力が必須だと思います。

子供達を見て思うこと

最近の子供達は素直ていい子が多いなと思います。

親御さんに温かく見守られて、良い環境で育っているのでしょう。

小さい時の温かな環境は大切です。

しかし、失敗をする、困難を乗り越える経験は必要です。激動の時代では、必ず成長への試練がやってくる機会が増えると予想されるからです。

たとえば、親が事前に失敗をしないように保護をしていることはありませんか?

我が家の一人っ子の場合、目が行き届きますので、親の都合で、食事の時に倒れそうなコップの配置を変えたり、スープの中に入ってしまいそうなスプーンの位置をささっと直したり、
失敗して教えると後始末が面倒なので先に手を出してしまうことがありました。

実際に、気の利くお母さんの子供さんの中には、手が動かない子どもが多かったりします。
全てやってもらっているので、動く必要がないのです。幼稚園や保育園の小さな社会に行ったときに本人が困ります。

何か、子どもの好きなことで困難を作ってあげることをお勧めします。

困難を乗り越える体験

我が家は、親戚や近所に子どもがいないので、スポーツ少年団に入りました。スポーツ少年団は、パパの有志のかたがコーチをしているので、チームのママやパパとの交流もあり、子どもを集団で見ることができるいい場所でした。

また、スポーツ少年団のいいところは、勝ちにあまりこだわらないところです。

うち子供は、キック力とボールのコントロール力がないので、PKが全く決められないでいました。😂

コーチがPKで蹴る子どもを選びます。よくうちの子を選んでくれるなと思うのですが、

この子に成功体験を持たせてあげようというご配慮だと思います。高学年の試合でも毎回蹴らせていただきました。心深きスポーツチームです。

キーパーに取られると試合に負けてしまします。自分のせいで試合に負けるのです。
チームメートと視線が合わせられないようで、毎回、うなだれてベンチに帰る子どもを見るとこちらも胸が痛かったです。

引退近くの試合でやっとゴールを決めることができ成功体験になりました。

数多くチャレンジすれば、そのくらいの成功は得ることができます。この成功体験はうちの子の財産です。

練習が辛かったり、コーチに怒られて凹んだり、大変なことも多いですが、その困難を乗り越える経験が今後の人生で大きな力を発揮するのではないかと思います。

好きなことでは乗り越えることができるのです。

転校生先で不登校になるのは

こんな話を「聞いたことがあります。

転校して不登校になるのは、クラスの人気者が多いとのこと。

人気者は、人間関係で壁にぶつかったことがないので、どうしたらいいのかわからなくなるそうです。 

心が折れてしまい、なかなか立ち直れないそうです。

失敗の数のすごい人

成功する人は数えきれないほど失敗をしています。

失敗に挫けずにチャレンジすることがこれから大切な時代です。

たくさんの失敗をした人の紹介です。

マイケルジョーダン

アメリカのプロバスケット選手。

9000回以上シュートをはずしています。300試合に敗れています。勝負の決め手となるシュートをチームメートの代表でやって、26買い失敗しています。

ジョーダンは、「人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ成功することができたんだ。」と言っています。

イチロー

日米通算4000本安打を達成した時のコメントです。

4000本のヒットをうちのには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。

それとつねに自分ありに向かい合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないですかね。

子どもを褒めるときに成果を誉めるより、過程を誉める方が良いを言われています。

イチロー選手のこの言葉が証明していますね。大事なのは結果にいたるまでの過程です。

秋本康

私の世代では「おニャンんこクラブ」今は、「AKB84」ヒット曲を量産している作曲家です。

「世間は僕をヒットメーカーというけれど、
僕もたくさんはずしています。皆さんが僕の売れていない曲を知っていないだけです。
売れなかったものの方が圧倒的に多い。信じられない曲数が売れていないのですよ。」

    大村智

    2015年にノーベル生理学医学賞を受賞した方です。

    「成功した人は失敗を言わない。でも、人より倍も3倍も失敗している。

    「これをやると失敗するのではないか」ではなくて、
    「失敗してもいいからやってみよう。」という気持ちを絶えず起こさなきゃダメだ。」

    1回2回失敗したからってどうってことないよ。

    エジソン

    有名ですね。

    電球のフィラメントの材料を1万回トライしています。その時の言葉です。

    「私は失敗したのではない。うまくいかない一万通りの方法を発見しただけだ。」

    子供には失敗をさせよう。

    大きな結果を出している人はみんな失敗の数が想像以上に多いというのが共通点です。

    エジソンの前向きは思考は見習いたいのもです。

    失敗したら修正して目標に向かってトライアンドエラーをくり返す精神力を子どもの頃に体感ができるといいですね。

    斎藤孝さんの本を引用させていただきました。