教育について

直感を鍛える

アイキャッチ 直感を鍛える

😀直感を鍛える方法を医学博士が書いている本に載っていました。

直感を信じて日々行動している私としては、ぜひ実行して人生ををより良くしたいところです。加藤俊徳先生の「すごい左利き」という著書から紹介いたします。

加藤俊徳先生は、MRI で画像診断をしているお医師でした。現在は脳の学校を運営しています。MRIで脳の発達具合を見て能力を伸ばしていくアドバイス等をしています。

なんとなく直感を高めるほわっとした話ではなく、科学的なお医者様が書いている本です。

やってみる価値が大いにありそうです。

直感とはどういうものか?

日常で判断をするときに、なんとなくこう思うと瞬時に感じるものがあります。

なんとなく気乗りがしなかったり、こっちがいいのではないか、理由は説明できないけれど、、

そんな時は、右脳の無意識の脳が教えている情報ではないかとおっしゃっています。

右脳のイメージの脳は、五感をフルに活用してあらゆる情報を無意識に蓄積している巨大なデータベースです。

直感のキーポイントは右脳に入っていいる膨大な情報のようですね。

本の中には、右脳、左脳の役割の違いの話がたくさんでてきます。
脳は三重構造になっていて、一番上の層が右脳、左脳に分かれています。

簡単に説明をすると、右脳はイメージを司っていて、左脳は言語脳

右脳のほうに下の脳へのアクセスのパイプが多くあるので多くの情報は右脳にあります。
しかし、その情報を言語化したり、絵を描いて表現するのは、左脳の能力です。

顕在意識とは、日常で働いている意図的にできる意識のことで、潜在意識とは自覚されていない意識のことを言います。

左脳は顕在意識 右脳は潜在意識

潜在意識の方がデータベースが大きいくて精度が高く、より正確な情報を選択して結果を出してくれるのだはないかと。その結果が直感ではないかということです。

論理的思考か、直感か

最近では、論理的思考で考えるより、直感に従って決める方が良い結果を出せるという研究結果があります。

必要以上に時間をかけすぎると、余計な情報が入り、かえって予測の精度が悪くなる。ことを示しているというのが実験結果です。

サッカー試合の結果の予測実験

オランダの心理学者アプ.ディクステルホイスがサッカーの試合の結果を予測させた実験です。

サッカーの専門家とそうでない人を集めます。

実験内容

最終的な判断を下す前に2分間熟考する時間を与えるグループ
試合と全く関係のない課題で意識をそらせて判断させるグループ 

それぞれ結果を出し試合結果を見ます。

サッカーの専門家とそうでない人のどちらも、時間を与えられたグループよりも予測の精度が高かったそうです。

なんとなく出した、瞬時の答えはきっと右脳の膨大な情報が教えてくれた結果なのでしょうね。

この実験の結果で、

脳がその瞬間に感じた印象の方が、物事の核心に行きやすいということがわかりました。

こんな脳の使い方、してみたいです。

直感の脳の回路のルート

直感が働く時の脳の回路

思考系→運動系→理解系

考える時の脳の回路

思考系→運動系→記憶系→理解系

瞬時に思考系と運動系、理解系を結ぶ回路を使うことで、自在に脳をコントロールできるのではないかというのが加藤先生の考えです。

直感の精度を高めるために

重要なのはデーターベースを増やすことです。

直感の正体が脳に蓄積されている知識量や情報量が高速で回転して得たアウトプットだと考えるからです。

本を読んで情報を収集することも大切ですが、言葉以外の情報。五感を感じる情報収集も大切と書いてありました。

(右利きが大半を占めます。右利きの人は、左脳を日々刺激しているのでこちらの五感を感じる機会をフルに活用すると良いのではないかと思います。)

直感を鍛える3ステップ

直感があることを信じる

直感があることを信じで、頭の中に浮かんだことを拾い上げていく。

自分に質問を投げかけてみる。自分の欲しい直感をリクエスとするとひらめきとして出てくるという内容が書かれていました。

脳に質問を投げかけると、脳が質問をしっかり受け止め解答しやすくなる。

脳は自分のフォーカスしている情報を得るようになっているので、フォーカスを強く念じるということだと思います。

また、ひらめきとして浮かんだことに意識して話しかけてみることで脳にとどめておくことができるようになります。

浮かんだことをメモする

浮かんだことを 右脳から左脳へ移し言語化することで直感をカタチとして残すことができる。

右脳に浮かんだままのイメージでは、他のイメージに埋もれてしまうそうです。

本に目のメモのれいが載っています。

なんでもいいようです。絵を見て気になったところ お母さんに電話をする など

どうしてこんなことを書いたのか 問いかけてみる本のちょっとでいいそうです。

すぐ答えがでる時もありますし、数ヶ月後に気づくこともあるそうです。

実際に検証する

直感を文字に残したら、実際にできることは実践してみると思いがけない出来事にあうことがあるそうです。

直感は言葉にして  検証する という」スッテップを踏むと、磨かれるそうです。

加藤先生のしていること

ひらめきノートを作って1日一ページ使う。

一週間ごとにノートを見開きしてひらめきチェックをする

チャックのやり方。

現実になっているか。書き加えることはないか。過去にも似たひらめきはないか。
役に立つことはないか。

まとめ

直感は右脳の膨大な情報で瞬時に出される答えであることがわかりました。

必要以上に考えると精度が鈍るということです。

直感を高めるために、日頃から、情報量を増やすこと、五感をフル回転することが大切でした。

メモを作って直感を書く、書いて検証する、ことで直感を鍛えることができるということでしたね。

私は、大好きな文房具屋に行ける理由が見つかりました。お気に入りのメモを買ってきます。😀