漢字が覚えられないことがあったら
2年生ぐらいになると漢字がなかなか覚えられない、計算が苦手という子供がでてきます。画数の多い漢字がおぼえられないのは、目の認知力を上げていく必要があります。

上の図のものは 点描写と言って目の認知機能を習得していくものです。漢字がおぼえられないというのは形を認知する力が育っていないからです。まずは、簡単な図を見ながら
正確に写すトレーニングをしてください。
教材の紹介
ちびむすドリルという 幼児 小学生の教材サイトのリンクから 教材のダウンロードができます。家で印刷ができる方はこちらからダウンロードしてください。 →ちびむすドリル
点描写のドリル
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漢字ができなかったら 漢字の練習をひたすらやる。これが今の指導ですが、形の認知を上げていくトレーニングを学習の前にやることが必要です。また、鉛筆を持って線が自由に書けるようになったら、就学前にやっておくとよい取り組みです。時代の変化で、以前より目の機能が十分養われないまま学習がスタートしているのではないでしょうか? 電子機器、スマホ、テレビ、タブレット等の普及で、以前より日常の中で 遊びのなかで、目の様々な機能が今は養われにくくなっています。
情報を取り入れるのに 目からの情報が80パーセントといわれています。目の認知能力を高めることは、日常の生活面でも、学習面でも大変重要だと思います。
さて、点描写は 子どもさんのレベルにあったものを選んでください。また、簡単なものから進んでいき、たくさんはなまるをあげれるといいですね。行き詰った時には、簡単なものに戻り同じものを何度もしてもいいですよ、次へのステップになります。進歩が見えなくても、力をためている時期があるんです。”量質転化”この言葉は NHK”にほんごであそぼ” 監修の 斎藤孝さんの言葉です。
量が質に変わっていく という意味で 何かを習得していくうえで 継続、持続していくことが 力になるよという意味です。ことわざでいうなら 石の上にも3年 でしょうか。毎日1ページを一年やってみることや。シリーズを継続して終わるまで続けることで確実にみについてくるものです。持続力で量をこなし力へ変えていきましょう。