知っていますか?英検資格が大学入試必須条件のところがあります。
英語のお話です。今大学入試制度が変わってきました。大学によっては、英検2級が受験条件。英検をもっていると加点、など。小さいお子さんをお持ちの親御さんは知らないことがまだ多いようです。
私には、中学生の子供がいます。8年位前、当時中学生になったばかりのお子さんをお持ちのママ友から、「英語を勉強しておいたほうがいいわよ。うちの子が中学生に上がった時には、英検の級をもっている子がたくさんいて驚いた。」とききました。中学受験の加熱している地域では当たり前かもしれませんが、地方では知らない方もおおいです。
英語が、小学生の授業でも始まりましたね。小学生の授業内容のみでは、おそらく、検定まではとれないように感じます。
しかし、中学に入ると、みんなができる前提で、内容がステップアップしていくようです。これも、8年前のママ友の話です。できれば塾に通ったり、行かなくても、家でワークをしたり、絵本に触れたり、英語の環境は必要ではないかと思います。
大学によっては入試試験で英検2級をもっていることが出願条件です。英検2級、難しいですよ。中学校に入って勉強が難しくなる中、英語も勉強できる子はもちろんいますが、半分の子は、困難です。
小学生6年までにできれば英語検定、4級か5級を取っておくことをお勧めします。なぜかというと。英語ができると苦手な教科に時間を割くことができるからです。好循環がうまれます。
七五三。 小学生では、全体の7割が学習を理解できる。中学生では5割。高校生では3割。勉強内容が難しくなってくるのです。
何か得意科目があると、勉強の好循環がうまれます。
英語は先取りのできる教科
私は、ママ友からの情報のおかげで、いま、大変助かっています。なぜかというと、英語は先取りができる教科だからです。
英語は記憶。だと思っています。いろんなお子さんの話を耳にします。公文で算数の先取り学習をしていたり、ベネッセの教材をひと学年先のをやっているいるなど。もちろん、先にどんどん進んで、学校の勉強も、先取り学習も十分できるお子さんはいらっしゃいます。自分の子も、そうありたいと、思ったのですが。どうやら、そのようなお子さんは、一握りのようです。思考が追いつかないんです。この、思考は、一気に伸びていくものではなさそうです。はなまる学習会の 高濱 正伸先生の本にも、思考を伸ばすのは難しい。と書いてあったので、例えば算数の先取りは、積み木やパズル等でトライ&エラーの精神、できたときの達成感を味わう、遊びにとどめました。
記憶は、小さい子の専売特許といいますか、生きていくうえで身についている吸収力がある時期ですので、これを幼児のうちに使って英語に慣れていくのがいいです。記憶であれば、先にどんどん進むことができます。(好き嫌いもありますが。)
英語を聞き取れる耳を維持していくことがポイント。
生まれた赤ちゃんは非常にいい耳をもって生まれてきます。低音域から高温域まで、幅広い音をききとれます。しかし、毎日聞いている、母国語にチューニングされてしまうのです。日本語の周波数は、低いので、高い音域が聞き取れなくなります。英語は周波数が高いです。だから、小さいころから英語を耳にして、高い周波数を聞き取れる耳を維持していくことが大切になってきます。今は、英語の学習はしやすいですね。ユーチューブや洋楽等、でたくさん英語の刺激ができます。
絵本の多読で丸ごと英語をみにつけましょう。
英語学習には、絵本の多読をおすすめします。
簡単なものから徐々にステップアップできるといいですね。

オックスフォード・リーディングツリーがお勧めです。ステップアップ教材であることと、お話の内容が、大変ユニークです。楽しくよめますよ。英語教材の王道です。

個人的には、七田オフィシャルサイトから、「さわこの一日」と speak up storiesがおすすめです。
さわこの一日は、小さい女の子の日常のお話で子供に、親しみが持てるお話になっています。
peak up storiesでは、CDのはじめに 英語で成功の暗示が入っているのがおもしろいなーと思いました。短い繰り返しの文章でできているので暗唱がしやすいです。
英語教育の注意点
母国語を持つことが大切
グローバル化が進み英語が必須の世の中になることは予想されます。英語は学習しておいたほうがいいですし、これからのお子さんの自由に生きていくスキルの一つです。しかし
何か一つ母国語の柱があったほうがいいです。
バイリンガル。トリリンガル。もちろん、たくさんの言語を母国語のように操れる方はいらっしゃいますが逆に環境によって、なかなか一つの言語のマスターも難しいお子さんもいらっしゃいます。
ドバイに在住になった、2,3歳のお子さんのお話を以前聞いたことがあるのですが、当時のドバイには、日本人がほとんどいなく、毎日英語の環境のみです。4.5人いる日本人の幼児の子で英語と日本語の両方できる子は、一人くらいだそうです。日本語ができれば安心ですが。どちらも怪しいお子さんもいたそうです。その後の成長はわからないのですが。
また、授業は英語オンリーの小学校へ通っていらっしゃる方の4年生当時の話です。算数の難しい思考になると、英語で考えいて、」わからなくなると日本語へスイッチしてしまう。日本語で考えていてわからなくなると、英語へスイッチをいれてしまうので、思考が深まらない。とその子のお母さまから聞きました。
短距離が得意な子 長距離が得意な子、 いろいろな能力をもって生まれてくるので、英語を吸収するのも人それぞれなようです。
聴覚からの赤ちゃんの脳の反応
生まれてきた赤ちゃんに、聴覚の実験をしたものをみたことがあります。
お母さんの話す母国語、お母さんの話す母国語をテープにとって逆再生したもの。他の国の言葉。 赤ちゃんの脳は、お母さんの母国語に一番反応していました。
これから、考えるとお母さんは母国語でたくさん話しかける時間が多いほうが、赤ちゃんの素地を伸ばせそうです。刺激があると脳は成長するからです。反応が大きいほうが大きな刺激といえるでしょう。
もちろんどちらも しっかり身に着けることもできると思います。それには、日本語も英語も十分な働きかけをしてあげなくてはいけないということなのではないでしょうか?
一日の会話を凝縮すると1時間半くらいなのでそうです。なので、核家族化した家庭で多くの時間を過ごすと言葉の刺激が母国語もたりませんね。
日本語も、絵本を積極的に読んだり、意図して話しかけたりといった環境が必要だと思います。
まとめ
今回はこれからの英語の重要性と、英語教育の弊害についてでした。英語の耳を聞き取れる耳を維持していきましょう。
グローバル化で、英語が社内共通語の会社がでてきました。仕事場でお隣の人と英語で会話をし、英文でメールのやり取りをする未来が待っているのかもしれません。次回の英語は、フォニックスと、英検の教材の紹介ができたらいいなと思っています。