雑記事

connecting the dots おじいちゃんの家で夢中になったこと

アイキャッチ おじいちゃんの家で夢中になったこと

先日、スティーブジョブズのconnecthing the dots の話を書きました。

今、興味のあるものに情熱を注いで、たくさんの経験を積もう。その経験の点がいつか線につながる時がくるというものです。

子供を自分の父に預けた時のことを思いだしました。

おじいちゃん

元東京都知事の舛添要一が、幼稚園で常用漢字をマスターしたことを聞き、子どもでは果たしきれなかった教育を、孫で叶えようと、おじいちゃんが孫に夢を馳せていた頃の話です。

3年生の夏休み、おじいちゃんから電話がありました。

「〇〇も大きくなったから、おじいちゃんがお金を出してあげるから、夏やすみ、俺の家に泊まって、都会の塾へ通ってみたらどうか?」というものでした。

私の家と実家は、電車で3時間かかります。

母を亡くしているので、実家にはおじいちゃん一人です。当時73歳。
私は、夏が、かきいれどきの仕事をしているので、一緒に泊まることができません。

子供に聞いて見ると一つ返事で

「行ってみようかな。」というので、行かせて見ることにしました。

塾では、ちょとした実験をしたり、知らない子どもと、友達になったり、

実家からいつもは乗らない電車やバスに乗って塾へ行くので、いろんな刺激があって楽しそうでした。

2万円事件!

夜は少し寂しそうで、電話で明日きてね。というので、仕事がない日に実家へ行きました。

玄関のチャイムを鳴らすと子供は喜んで走ってきて、

大きな大きな犬のぬいぐるみを見せてくれました。

どうしたの?と聞くと。

ゲームセンターでクレーンゲームで自分で取ったんだよ。と満面の笑みで答えました。

我が家は、倹約一家なので、

ゲームセンターへ行ったことがなく、休日は、公園におにぎり持参です。

たまにのゲームセンターもいいよね。と話したのですが、

次の瞬間耳を疑いました。

すぐ取れたの?と聞くと

ううん。全然取れなくて、コインがすぐ無くなっちゃって、何回も何回も両替してから
コインの交換をしたんだよ。

お金は、もちろん私の父、子供のおじいちゃんが出してくれますが、、、、、。

私が子供だった時は、ゲームセンターでそんなにお金を出してはくれなかったのに

孫にはゆるい、というか、年寄りで子供をみきれないのでしょう、体力がありませんし、きっと近くの椅子に腰掛けて言われるがままにお金を渡していたのでしょう。

えっ!いくらぐらい使ったの? 

と問い詰めると

おそらく2万えんくらいクレーンゲームに注ぎ込んだらしいことになりました。

そうだよなー、クレーンゲーム難しいから、何回もチャレンジしないと

やったことのない子供は取れません。

あの時は、

年寄りに子供の面倒を見てもらうのは、いろいろ危険だという反省がありました。

しかし、 dotsの経験としては、

夢中になっていることを最後までさせてくれたおじいちゃんに感謝をしなくてはいけないかも😀

という新たな考えも出てきました。