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スティーブジョブスのconnecting the dots から考える

アイキャッチ コネクテッド ドッツ

スティーブジョブスのconnecting the dots から考える

APPleの創設者スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の有名なスピーチの中で

「私はconnecting the dotsということをしてきたんだ。」という話があります。

たくさんの点を打ってきた。

どういうことかと言いますと。人生の中で、その時その時に興味のあるものを熱中してやってきた。ということです。

Appleのフォント

Appleはパソコンのフォントを美しくすることで革命を起こしました。その業績はスティーブジョブズの大学時代から始まります。

スティーブジョブズは大学を中退しています。大学は辞めたものの興味のある、カリグラフィーの授業に潜り込み講義を受けていました。(日本でいう書道の様なもの)

辞めてもなお、受けたい講義というところで、彼が当時、大変興味があったものだろうと想像ができます。

そのころのスティーブジョブズは、将来パソコンのフォントにカリグラフィーの勉強が役に立つから講義を受けようと思ってはいません。

彼は、カリグラフィーが何に役に立つかわからなかったと言っています。

好奇心の赴くままに行動をしていたのです。 興味のある点を打ったのです。

それがパソコンの開発で線につながりました。

そのほかにも、たくさん打った点があとで線につながったと、たくさんの経験が役に立っていると話しています。

今の興味があることを

大人になると、先々を読んで、効率を大切にするようになりがちです。最短の道を探したり、、、。

しかし、何かに夢中になって取り組んでいる人を見ると、応援したくなりますし、みていて気持ちがいいです。

今、興味のあるものを夢中ですれば先でそれぞれがつながっていく。

興味があることでたくさん点をうつ。dotsを打つこと。

それが、先につながると思うと心がワクワクします。

今、自分の好きな興味のあることを楽しむことが、先の未来を明るくしてくれる素敵です。

子供のあそび

息子は、2歳の時、幼稚園の年長児が見せてくれた、鼓笛の真似を二時間くらいしていました。

お鍋の蓋を手に持って叩きながらCDに合わせて部屋の中を行進するんです。

音のなる物ならなんでもいいようで積み木を持って叩いて歩いたり、おもちゃのラッパを吹きながら歩いたり、終わることには汗ぐっしょりになっていました。

脳科学の切り口から子育てをしてきた久保田カヨ子さんの著書の中に、

子供が集中して遊んでいる時には、夕食の時間を少し先に伸ばした方がいい。と書いてあります。

dotsの時間を多くとるということなのでしょう。

子供は特に今を生きている生き物です。いま、熱中していることに寄り添って、一緒に楽しんでみたり、温かい言葉をかけてあえるとその、 dotsがせんとしてつながる時がやってくくるのでしょう。

脳の回路の形成

脳の回路の形成と似ているなと思いました。

人間は脳細胞を140億個誰しも持って生まれます。頭の良し悪しは、脳細胞同士を結ぶ神経回路の多さで決まります。

脳細胞が dots、神経繊維が線です。脳細胞は細胞の数が先に存在しますが、

経験値の点は経験が多いほど配線がたくさんひくことができます。

dotsをうちましょう。

好きなことを存分にやっていいのです。子供も、大人も。