先日の記事に結婚してから10年経って子供が生まれました。と書いたのでそのことについて書こうと思いました。
そうなんです、10年子供が出来なくて、しかも結婚後5年で胃がんが見つかり切除
栄養状態が悪いので生理もこない期間がありました。でも、なんとなく子どもとの暮らしが待っているような気がしていたんです。
体のこと
特にこれといって病気もしたことがなく、体が弱いこともありませんでした。
ただ、文化系で運動をしていなかったのがいけなかったのかな?とも思います。
鍛えておくべき時に鍛えなかったので、将来の健康を考えると筋肉貯金をもう少し、しておけばよかったと思っています。
文化系なのに、幼稚園に勤めたのが体にはきつかったようです。
本当に朝から、夕方の勤務終了まで、ひとときも休む暇なく動いている感じでした。
私立の幼稚園だったので、掃除や、草むしり等も自分たちで行います。
夏の暑い時期は、日中プールに子供と入り、午後はプール掃除をしたり、、、
当時は若かったのですが、夕方になると足が棒のようになり、今思えば過酷な労働です。
そして、冬は必ず一度ひどい風邪をひきました。
ちょうど、仕事について1年経ってから母をなくしたので、食生活も乱れて体によくなかったのだと思います。
癌になったこと
33歳で癌が見つかりました。
胃が痛くて、食べられなくなったのです。
胃カメラの検査で癌が見つかりました。
しかし、
幸せな病人生活で、県外から、妹夫婦、弟の家族も心配して何度かきてくれて、本当に感謝しています。私のこころの支えでした。
病院の担当の先生も、まだ先が長いから頑張るように話してくれました。
体力が回復すれば、普通に妊娠もできるから、子どもだって産めるよ。と励ましてくれたのを覚えています。
注射が痛い。
外科手術で終わリました。3年くらいすると、体が元に戻ってきました。不妊治療を始めてみました。
排卵の周期がおかしかったので、排卵を誘発する注射の治療を始めることになりました。
これが、筋肉注射でとても痛いです。
不妊治療をしたことがある方に聞いたことがあるのですが、注射をうってから、仕事をするのに、注射の場所が痛くて椅子に座れないから椅子から立って事務仕事をしていた。と
皆んな頑張っているのだな。と思いました。
私は、頑張ることをすぐにやめました。
注射が元から大嫌いなのもありましたが、この痛い注射を定期的にうつストレスが妊娠の妨げになりそうと考えました。
金額的にもかかるので、そのお金を習い事に使おうと思ったのです。
刺繍を習ったり、パン教室へ通いました。
刺繍の教室では、10年してから子供を授かった方がいらっしゃって、
「不妊治療には行かなかったんだけど、結婚して10年したら子供ができた夫婦がいて、私もできるかもって思っていたら出来たの。」という話を聞きました。
私も、そんな感じがいいなーとなんとなく光が見えたきがしました。
自然妊娠
それから、出かけ先で寄ってみたフリーマーケットで、赤ちゃんの靴下を買ってみたり、
妊娠してから婦人科へ通うのに、母子手帳バックをつくっったり、赤ちゃんが生まれるのを夢見て先に用意をするという
非現実的なことをしていました。赤ちゃんできたらいるもんねー。
と当時は軽い気持ちでしたが、主人はどう思っていたのか?
その反面、諦める気持ちもありました。
結局、子ども関係の仕事しかできないので、体が落ち着いてくると、パートの子ども関係の仕事についていました。子どもを見るのは体力が入ります。
休みの日には体が動けなくて寝ていることが多かったです。赤ちゃんが欲しいのだったら、からだを休めた方がいいのかな?でも、もうできないかもしれないし。と思考が深まらない堂々巡りの状態でした。
そんな時、勤め先で、引越しがあり、パイプ椅子を往復で運んだり、長机を一人で持ったり、一日力仕事で帰ってくると本当に疲れてしまい。バッタリ死んだように眠った日がありました。
妊娠していたようです。後日体がおかしいので妊娠検査薬を使うと妊娠が判明しました。
ゾッとしました。仕事先の引越しで、あんなに動いてはいけなかったかもしれません。
そして、40手前で子供を授かることができました。
体が持たなくて帝王切開でしたが、無事に生むことができてよかったです。
高齢だったので、やはり若いうちに子育てってするもんだなーと思う時は多いですが、子供は可愛いです。
食事のこと
以前より情報がたくさん手に入るようになりました。胃がん、不妊と経験をして思うことは、食事が悪かったということです。
添加物のたくさん入ったお菓子をたくさん食べていました。
ポテトチップスが大好きで、ファースとフードもよく食べていました。
加工肉、甘いものもよく食べました。
癌は20年近くかかって成長します。
ひとつのがん細胞が1センチになるまでに10年か15年かかるそうです。
私のがんは何センチだったのか定かではありませんが、10年前だと23歳の頃から癌は成長していたのです。
食生活の情報がもっと正確にあれば、痛い思いをしなくてもよかったのではないかな?と思います。
今は飽食の時代ですが、栄養失調の人も多くいると言われています。必要な栄養を摂らないで、糖分が多かったり、油を多く取っていたりバランスが悪いようです。
魚、中心の和食が体と脳にはいいとわかっています。
まだ、人生は続きます。食事、睡眠、運動をしっかり管理して健康寿命を伸ばしていきたいです。