
子どもの足の成長に良いと注目されている「鼻緒のある履物」。中でも人気なのが「ミサトっ子草履」と「やまとっ子草履」です。でも、いざ選ぼうとすると、「何が違うの?」「うちの子にはどっちがいいの?」と迷ってしまうママも多いはず。
この記事では、ミサトっ子サンダルとやまとっ子サンダル、それぞれの特徴を徹底比較!あなたの求めるポイントに合わせて、ぴったりの一足を見つけるお手伝いをします。
このサイトで
ミサトっ子草履とやまとっ子草履のメリっとデメリットがわかります!
どんな履き心地がいいか、どんな違いがあるのか、お手入れはどれくらい楽な方がいいか…など、自分にとって大事なポイントを考えてみてね。
まずは、ざっくりとミサトっ子草履・やまとっ子草履比較表!
項目 | ミサトっ子草履 | やまとっ子草履 |
サイズ展開 | 15㎝から22㎝まで1㎝刻み | 16㎝から22㎝まで1.5㎝刻み |
価格(定価を表示 ネット価格は下がります) | 15㎝〜22㎝ 2700円税込 | 洗えるくん 2480円税込 い草くん 1980円税込 竹ちゃん 2180円税込 麻ちゃん 2280円税込 |
足の裏の素材 | い草のみ | ・洗えるくん (ポリプロピレン) ・い草くん ・竹ちゃん ・麻ちゃん |
ソールの素材 | ゴム底、滑りにくい | ゴム底、滑りにくい |
左右の区別 | 左右どちらでも履ける | 靴と一緒、左用右用がある |
お手入れ | い草 乾いた布でふく 湿気のないところで 保管 (カビが生えやすい) | 洗えるくん 丸洗いOK い草くん 乾いた布で拭く 竹ちゃん 水拭きOK 麻ちゃん 乾いた布で拭く |
表から、大まかな特徴がわかったと思います。
ミサトっ子草履、い草・左右両用草履のメリットとデメリット!
まずは、ミサトっ子草履の特徴である、い草と左右区別なしの草履のメリットとデメリットを見ていきますね。
ミサトっ子草履の特徴 | メリット | デメリット |
い草 | ・クッション生がある ・蒸れにくく足裏が快適 | 洗えない 保管に手間がかかる |
左右の区別がない (鼻緒が中央についている) | ・左右に履き替えができるので靴の底の擦り切れが偏らない ・体のバランスがとりやすい | 鼻緒が中央についているので 小指がはみ出しがち |
メリットデメリットの補足をしていきますね。
★メリット★
・クッション性がある
い草 + ゴム底 でアスファルトや硬い土でも大丈夫!!
・蒸れにくく足裏が快適
理由は、い草の断面にあるたくさんの小さな穴にあります。
- 湿気を吸い取る 足の裏に汗をかくと、い草の小さな穴がその湿気を素早く吸い取ってくれます。これは、お風呂上がりにバスタオルで体を拭くのと同じような仕組みです。
- 空気を送り出す い草が湿気を吸い込むと同時に、その小さな穴を通して、周りの空気を外に送り出します。この「空気の出し入れ」が、足の裏をサラッと快適に保ってくれます。
この2つの働きによって、い草の草履は、まるで天然のエアコンのように足の裏の湿気をコントロールしてくれるので、蒸れにくいと感じるのです。
★デメリット★
い草は洗えません。泥を落とし、乾いた布で拭いてのお手入れです。
保管は湿気の少ないところへ、湿気があるとカビが生えやすい特性を持っています。
★メリット★
ミサトっ子草履は、右足用と左足用の区別がありません。だから、毎日同じ向きで履く必要がなく、左右を入れ替えながら自由に履くことができます。
これにより、草履の底がいつも同じ場所ばかり擦り切れることがなくなります。底が均等に減っていくので、草履が長持ちします。
また、右足と左足の足裏にかかる体重のバランスも自然と取れるようになります。その結果、体のゆがみを防ぎ、正しい姿勢を保つことにつながります。
★デメリット★
中央から鼻緒が出ているため、構造的に小指が草履から少しはみ出します。
やまとっ子草履のメリットとデメリット
やまとっ子草履の特徴は、足裏の素材が4種類から選べるというところです。
- い草(い草くん)
- ポリプロピレン(洗えるくん)
- 竹(竹ちゃん)
- 麻(麻ちゃん)
素材ごとのメリットとデメリットを見ていきましょう!
素材の種類 | クッション性 | 通気性 | お手入れ・保管 |
い草 | ◎クッション性が良 足への負担が少ない | ◎蒸れにくい | △乾いた雑巾でふく ファブリーズ 保管・湿気カビ注意 |
洗えるくん | ○い草に比べると 劣る | △通気性は劣る | ◎洗える お手入れが楽 |
竹ちゃん | ○い草に比べると 劣る | ○い草と洗えるくん の中間 | ○水拭きOK |
麻ちゃん | ○い草に比べると 劣る | ◎吸湿性、放湿性 NO1 足に適度な刺激 | △乾いた布で拭く ファブリーズ |
いかがでしょうか?
やまとっ子草履で特徴的なのは、洗えるくんですね!
い草のお手入れが難しいところへ、丸洗いができる素材は大変魅力的ではあります。
あなたにピッタリの草履は何?草履簡単診断シート!
選ぶのを迷ってしまう方へ診断シートを作りました。
ピッタリの草履を見つけるのにお役立て下さい!
質問1:草履を選ぶ上で最も重視するポイントは何ですか?
- A. クッション性や足の健康 → 質問2へ
- B. お手入れのしやすさ → 質問3へ
- C. 蒸れにくさ吸湿性 → 質問4へ
質問2:草履の「左右の区別」は気にしますか?
- A. いいえ。底の擦り切れが偏らない方が良い → 【ミサトっ子草履(い草)】がおすすめ!
- B. はい。左右が決まっている方が履きやすい → 【やまとっ子草履(い草)】がおすすめ!
質問3:草履を水洗いできる方が良いですか?
- A. はい。手軽に洗える方がいい → 【やまとっ子草履(洗えるくん)】がおすすめ!
- B. いいえ。い草の履き心地の方が重要 → 【ミサトっ子草履(い草)】がおすすめ!
質問4:蒸れにくさを重視しますか?
- A. はい。天然素材の蒸れにくさが一番 → 【やまとっ子草履(麻ちゃん)】がおすすめ!
- B. い草より手入れが楽で、蒸れにくい素材が良い → 【やまとっ子草履(竹ちゃん】がおすすめ!
診断結果とおすすめポイント
【ミサトっ子草履】がおすすめな人:
- クッション性と足への優しさを最優先したい方
- 左右を入れ替えて履くことで、底の擦り切れを均等にしたい方
- い草の蒸れにくい履き心地を重視する方
【やまとっ子草履】がおすすめな人:
- 素材の選択肢(い草、麻と竹、洗えるくん)から選びたい方
- お手入れのしやすさを重視する方(洗えるくん)
履きはじめは様子を見ながら時間を伸ばそう!

3歳ごろより、草履を履けるようになります。
履きはじめは足に負担になるので、様子を見ながら履いていきましょう。
鼻緒ずれ 鼻緒が足の指の間や甲に食い込み、擦れて痛くなる。特に、鼻緒の素材が硬い場合や、サイズが合っていない場合に起こりやすいです。また、本来は足の指で鼻緒を掴む履き方でないので指の間が擦れるのは間違った履き方になります。
歩き方が不自然になる 草履の中で足が安定しないため、つま先立ちになったり、足を引きずるような歩き方になったりすることがあります。
長時間になると疲れて、引きずるような歩き方になりますので、長時間のお出かけには靴の方が良いでしょう。
整体師さんの話です。最近の子は草履を履ける足の力のない子が多いとのことでした。
足の力のない子はきちんと踵を合わせて靴紐を締めた靴の方がおすすめです。
私のおすすめ・体験談!
私自身、子どもが年中から小学3年生になるまで、ずっとミサトっ子草履を愛用してきました。私がこれほどまでにミサトっ子草履推しです。笑
1. 底が偏らず、長く使える「左右両用」の魅力
ミサトっ子草履は、右足用・左足用という区別がありません。毎日自由に左右を入れ替えて履くことができるため、底の擦り減り方が偏らず、草履が長持ちします。これは、成長期の子どもの足にも優しく、体のバランスを自然と整えてくれる大きなメリットです。
2. 保管の心配はしなくても
子どもの成長が早いのと、元気に走り回るので、ワンシーズンで履きつぶすことがほとんどでした。そのため、サイズアウトして使えなくなった草履を、来年まで保管することがなかったです。
3. 汚れても大丈夫!シンプルなお手入れ
雨の日や泥んこの日は履かないようにすれば、お手入れはとても簡単です。普段は布でサッと拭く程度で十分でした。子供の足は汚れます。外から帰ったら水拭きをしたり、お風呂場で足を洗ってから部屋を歩く習慣をつければ、家の中を清潔に保てます。
4. 健やかな「足育」をサポート
実は以前、新潟の保育所で働く機会があり、そこでは子どもたちが皆、草履を履いて元気に走り回っていました。そのおかげで、どの子も健康的なアーチのある足、指がしっかり開いた健康な足に育っていました。私の子どもたちも、ミサトっ子草履で足育をしたおかげで、今では見事なアーチの足裏と良い姿勢を手に入れ、健康そのものです。
この経験から、私は心から草履での足育をおすすめします。少しでも多くの親子にこの情報を知ってもらい、元気で健康な足を手に入れてほしいと願っています。
