以前の記事で、子供にいけないことを分からせるために絵本を見せたお話を書きました。
子育てって本当に毎日が戦いですよね。特に「しつけ」って聞くと、ちょっと身構えちゃいませんか?でもね、実は絵本がその強い味方になってくれるってくれるんです?
絵本が子どもに効くワケって? 脳科学が教えてくれるヒミツ!
「しつけに絵本?ふーん、そうなんだ」って思いますよね。私も最初はそうでした。でも、絵本の読み聞かせ中に子どもの脳波を調べたら、とんでもないことがわかったんですって!
なんと、一番下の脳、つまり「本能の脳」がめちゃくちゃ反応しているらしいんです。この「本能の脳」って、どこに行けば美味しいものにありつけるかとか、ここは危険だから近づいちゃダメ!とか、命に関わる大事なことを察知する、まさに生存のための脳。
だから、この本能の脳に絵本で直接アプローチできれば、自然と良い行いが身についちゃうってわけ!すごいですよね、絵本の力って。
こんな科学的な理論に基づいた「しつけ絵本」も、実はたくさん出ているんですよ。
私のお気に入り! 子どもの心を育てる絵本たち
たくさんある中から、特に私がお世話になった3シリーズをピックアップしてご紹介しますね。
心を育てる七田式えほんシリーズ
「七田式」って聞くと、ちょっとお堅いイメージがあるかもしれませんね。でも、この絵本シリーズは年齢別にコースが分かれてて、子どもの成長に合わせて選べるのが嬉しいんです。
私が子どもの頃はキリンさんのコースまでしかなかったのに、今やペガサスまで増えててびっくり!各コース6冊セットになってるんですよ。
- 2歳以上: ひよこさんコース、うさぎさんコース
- 3歳以上: ねこさんコース、いぬさんコース
- 4歳以上: くまさんコース、きりんさんコース、パンダさんコース
- 5歳以上: ぞうさんコース、くじらさんコース、コアラさんコース、ペガサスコース
家に購入したものから、ひよこさんコース、うさぎさんコース、くまさんコースの1冊ずつを紹介します。
📚 ひよこさんコース「おてつだい」の紹介

「お手伝いしてほしいな〜」って、ママなら誰もが思いますよね?まさにこの絵本は、その願いを叶えてくれる一冊!
「お手伝いしてほしいな〜」って思いつつも、どう声かけたらいいのか、どうしたら嫌がらずにやってくれるのか、頭を抱えることがよくあります。ついつい「早くして!」とか「なんでやってくれないの?」って言っちゃって、結局は私がやった方が早い!ってなることも…(苦笑)。
でも、絵本を通してなら、子どもたちは「お手伝いって楽しいんだ」「誰かの役に立つって嬉しいな」と自然に感じてくれるかもしれません。先ほどご紹介した七田式の「おてつだい」の絵本のように、具体的な場面でのお手伝いを楽しく描いた絵本は、子どもたちが「自分もやってみたい!」と思うきっかけになりますよね。
「お手伝いは、根気よく一緒にやって楽しい体験とすると継続したり、進んでやるのかなと反省しています」というお話、すごく共感しました。まさにその通りで、最初は親が手伝ってあげたり、一緒に楽しんだりする時間が大切なんですよね。
絵本は、そんな親子での楽しい時間を作りながら、子どもたちの心にお手伝いの種を蒔いてくれるツール。押し付けではない、「やりたい」気持ちを引き出すための、強力な助っ人になってくれるはずです。
我が家もこれで「お手伝い」を学んだ…はずなんですけど、実際は「お茶碗洗ってね」「ゴミ出しお願いね」って言うと、即答で「はーい!」って返事はするものの、それ以上は続かないんですよね。😂 でも、絵本がきっかけで、お手伝いへの抵抗はなくなったかな?と信じてます(笑)。
📚 うさぎさんコース「がまんめいじん」

「もう、いい加減にして!」ってなること、ありませんか?デパートでひっくり返って「おもちゃ買ってー!」とか、お出かけ帰りに「歩きたくなーい!」って駄々こねられたり…。
うちの子は、電車で席に座れないと、座ってる大人の前で「誰か席を代わってくれないかな〜?」って大声で言うタイプだったんです…!もう、冷や汗が止まらなくて、何度口を塞いで謝ったことか…。
そんな時に何度も読んだのが、この「がまんめいじん」。この絵本のおかげか、今では逆に私に席を譲ってくれるようになりました。😂 (中学生男子なので当たり前ですけど、小さな頃を知ってると感動します!)
📚 くまさんコース「ココンノコン」

うちの子は一人っ子なので、「人のために尽くす心」を育んでほしくて読んでいたのが、この「ココンノコン」です。いたずら好きのキツネのコンタが、もうすぐ赤ちゃんが生まれるネコの女の子に優しくするお話。
「赤ちゃんのために頑張ってる子もいるんだよ」って教えてあげたかったし、絵本を通して、いろんな体験ができるのって本当に素敵ですよね。
きむらゆういちさんの「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ
これはもう、赤ちゃん期からヘビロテ確定の一冊!「歯磨き」とか「いただきます」とか「シャンプー」とか、日常生活のことが仕掛け絵本で楽しく学べちゃうんです。
とにかく丈夫なハードブックだから、ガシガシ使っても大丈夫!うちの子も大好きで、1歳半くらいには「これ読んで!」って持ってきては、私の膝に座ってましたね。
この絵本のおかげか、歯磨きの時間も大好きでしたよ!

ゆっくとすっく
これは、ママ友に教えてもらった神アイテムでした!うちの子、なかなかトイレで「大きい方」ができなくて、オムツで済ませてたんです。
ゆっくとすっくのキャラクターがめちゃくちゃ可愛くて、カラフルな絵に子どもも私もニッコニコ。そしてね、絵本の中に隠れキャラのてんとう虫がいるんですよ!子どもと一緒に「てんとう虫どこだ?」って探すのも、また楽しい時間でした。

絵本の魔法を信じて、たくさん読んであげよう!
今って本当に色々な絵本が出ていますよね。
大切なのは、「何度も読むこと」!そうすることで、絵本の内容が子どもの心にじんわり染み込んで、自然と良い習慣や心が育っていくんです。
絵本って、ただのお話だけじゃなくて、子どもにいろんな**「疑似体験」**をさせてあげられる最高のツール。ぜひ、たくさんの絵本を読んであげて、子どもの心の栄養にしてあげてくださいね!