諏訪理(すわまこと)さん
1977年生まれ46歳。現在は世界銀行に勤めています。
2007年プリンストン大学卒業
2008年 青年海外協力隊でルワンダに派遣
2010年 国連連合。世界気象機関(WMO)に入社
2014年 世界銀行に入行 現在に至る
米田あゆ(よねた あゆ)さん
1955年生まれ 28歳 虎の門病院に勤務 外科医
2019年 東京大学医学部附属病院入職
2021年 日本赤十字社医療センター入職
2022年 虎の門病院に派遣される 現在に至る
JAXAが新たな宇宙飛行士候補を選別したのは約14年ぶりです。4127人という応募者の中から選ばれました。
諏訪さんの年齢に正直驚きました。46歳で選ばれるというのは、高齢化の進む
日本で希望を持った方も多いのではないでしょうか?
私は勇気をもらいました。
記者の方が質問で、諏訪さんへ
「先の見えてくる年齢で、選ばれたことで何か一言お願いします。」という記者の方の遠慮がちな、そして、先の見えてくる年齢という言葉の選び方に感心しました。
日本は、ベールに包みますよね。 言葉あそびのようで面白いです。私は年をとてから言葉にフォーカスするようになりました。
「長い間現役でやれる努力をしなくてはいけないなというのが一つと、この年齢で選んでもらえたのは、今までの経験と宇宙飛行士掛け算で付加価値を作り、社会に貢献できるようにしていきたい。」と答えられていました。
諏訪さんは、前回の宇宙飛行士選抜に応募をしています。その時は、一時試験までだったそうです。
46歳で選ばれたのは、どうしてなのだろうと、とても興味があるところです。
受け答えを見ていると、察する能力というのでしょうか?
長い間現役で頑張らなくてはいけない、、、。この言葉が欲しいな。というものを答えてくれていたと思います。
狭い空間で長い間一緒に仕事をしていかなくてはいけないので、
宇宙飛行士に求められる能力の必須はコミュニケーション能力なのでしょうね。
歴代の宇宙飛行士の方も、感じの良い方が多いです。
記者会見では、
「とても優秀な人たちから応募があり、誰がなってもおかしくないという状況の中、総合的な判断から2人を選んだ」というコメントがありました。
総合的な判断の一手は何だったのか?
小さい頃からのいくつかの体験を投資て、宇宙飛行士を目指そうと思ったとおっしゃておられましたが、
小学5年生の頃、アポロ17号の船長に直接お会いする機会があったそうです。
ご両親の努力なしにこの経験は作れないので、愛情をたくさん注がれ、経済的にも豊かであったのでしょう。
茨城県つくば市にお住まいで、つくば万博にねだって何度も連れて行ってもらったとのことです。
私も連れて行ってもらいました、つくば万博。当時の最先端のロボットなどが並ぶ、科学の祭典で、キラキラした興味関心の深い、子供時代には刺激が強いものでした。
ただ、遠方なので、一度きりでしたが。それでも小さな弟、妹もいたので、よく連れて行ってくれたなと親になっては思います。
子どもの頃の経験は将来に、多くの影響を及ぼすのはわかっています。経験って大切ですね。
二十四時間前に、知らせが来て、あまり寝ていない。と諏訪さんがおっしゃっていたので
お話の通り選抜も大変だったことが想像できます。
米田さんが、向井千秋さんの伝記の漫画を読んだというように、お二人の伝記が出るのを楽しみにしています。どんな方か、知りたいです。
46歳という年齢を受け入れるリスクよりも、須田さんの、経験と人間性、能力が優ったということだと思うとますます興味が湧きます。これからの活躍を楽しみにしています。
以前の募集要項では、自然科学系の4年生の大学卒業以上。という条件でした。
今回は、学歴は問わない。文系や、高専生なども資格あり。に変わりました。
選ばれた二人は、東京大学を出ています。 狭き門をくぐれるのは、コツコツと努力
ができる人なのでしょう。
今後5年おきに宇宙飛行士候補の募集を実施していくとのことです。
選抜試験を受けて落ちた方の本を読んだことがあるのですが、試験を受けると、志のある方がたくさん集まっていて、仲間ができるそうです。
試験を受けると宇宙飛行士になれるかもしれません。落ちても、素晴らしい仲間に恵まれる。どちらも人生を幸せにしてくれます。