子どもは小学生の時、スポーツ少年団のサッカーチームに入っていました。
クラブチームと違って、勝ち負けにこだわりすぎていないところがいいところというのでしょう。
大会や、練習試合の時は親がお当番で配車をして会場まで子どもを連れて行ったり、親も参加して子供を一緒に見るところも私はいいなと思いました。
たまたま、親がかかわりすぎない、というか、兄弟の多い方がたくさんいたので、上のこの用事の時は会場へ行けない人が多く、ベッタリ子どもにくっついてという感じではなかったので気軽に参加できたのが良かったです。
チームは弱く、、、、。
サッカーは一種の格闘技のようで、瞬発的に人間の本質が出るような気がします。
子供の所属していたチームは、みんな気持ちの優しい子で、スライディングの時にスパイクが相手に当てると痛いので無理に当たっていけない。とか
自分より体の小さな子に怪我をさせないように遠慮しながらプレイしている姿も見ました。
優しさが、仇となるのか。そこまで勝ちたいと思わないのか、
最後の一手で力を出しきれない。
コーチがよく、皆んな優しいんだよなー。という、そんなチームでした。

弱いチームなのですが、弱いチームの中では強い方で😀
珍しく相手チームのゴールを揺らすことか続きました。
その時の審判は、私たちのチームの保護者でした。
突然、コーチが立ち上がり、
「なんだ、あの、審判、今のはうちのボールになったのに、なんで笛を吹かないんだ?」と大きな声で冗談まじりに大きな声で怒鳴っタノです。
その場のゲーム展開を見ると、
うちのチームが10点くらい入っていたので、うちのチームの保護者審判は相手チームの子供の意気消沈している様子を見て、吹きかけた笛を吹かずにおろしたように見えました。
その後、同じようなことが何度かありました。
かわいそうになったのでしょう。
その保護者審判の子どももとても優しい子です。
チームのお父さん、お母さんも皆んな穏やかなムードをかもしだす、どちらかというとほんわりしたかたが多く
親と似て、優しい子供が集まったチームでした。
勝負で結果は出せませんでしたが、
重たいテントを車から会場へ運んだり、お友達の車に乗せてもらったり、
毎週お弁当を一緒に食べて、試合をしてたくさんの思い出ができました。
体力と、メンタルが強くなったのもスポーツチームのおかげだと思います。
本当にありがたく今でも思っています。