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ママさんブラス

アイキャッチ ママさんブラス

10年経ってできた子供を連れて念願のママさんブラスに入ることができたのを昨日のように覚えています。

子供をおんぶして、楽器を持って会場に練習に行きました。

夢のようでした。家の近くで通える場所で練習に参加ができたのです。

同じくらいの赤ちゃんを持ったママたちと交流ができて子育ての励みになりました。

初めての子ども

子供を連れて練習に参加したのは子供が7ヶ月の頃でした。

会場でママたちは靴を履いています。初めての子供なので大事に大事に育てていて床に子供を下ろすのが嫌でした。

それが、、、2番目の子供、3番目の子供となると、いろいろハードルが低いようで、ハイハイで床を這い回っていました。

それを、驚いた顔で見ているのがわかったようで、あるママがわたしに

「そうだよね。一人目の時は床に下ろさなかったよ。二人目は平気。自分で降りたがるし下ろしちゃう。」と言っていました。

そして、もう一つ、カルチャーショックだったのが、、、、、

ママたちと話しているときに、子供が泣き出しました。

その時、ママたちは、泣いている子供にお構いなしに私に話しかけてきて、子供に気を使ったりしなかったのにも驚きました。

たくましくなりそう、子供が、とおもいました。

練習の風景

一人で静かに育ててしまったので、練習に参加しても

シンバルなどの、なりものの大きな音にびっくりして泣いてしまい。練習会場の外で少し休んだり、少しのつもりが泣き止まず、そのまま練習がおしまいになってしまったり、

月に一度体調を崩して練習をお休みしたり、と休みながらの参加となりました。

練習の会場につくと、椅子を出します。少し、お手伝いができるようになった子供たちも一緒に椅子出しを手伝います。

ママたちに、ありがとうねと言われると、嬉しいそうに張り切ってお手伝いを頑張ります。

演奏の練習が始まると、端っこでお絵描きをしている子もいます。

それぞれ、おもちゃや、パズルを持ってきたりと思い思いの遊びをしてママの練習が終わるのを待ちます。

お母さんの横で音が鳴らないようにしているおもちゃのラッパを一生懸命演奏をしている可愛い子もいました。

指揮者が音を止めると、おもちゃのラッパをおろし、指揮者の合図で一緒にラッパに口をつけて拭き始めます。終わり頃には、汗ぐっしょり。やりきった清々しい顔で額の汗を拭いている姿が印象的でした。

違うママにおんぶされている赤ちゃんがいたり、なぜか違うママだと泣き止むそうで。

子供が産まれると、景色や、環境がガラリと変わります。
今思うと、不思議なゆったりとした時間が流れていました。小さな子供との時間が懐かしいです。

お昼頃に練習が終わるので、お弁当を持って行きました。
海苔が小さな頃から大好きだったので、小さな丸いおにぎりに海苔を巻いたものをいくつも作って行きました。

お友達と一緒に食べたり、帰りに公園に寄って帰ったり、

たくさんお友達ができて楽しい時を送りました。

演奏会も2回ほど参加させていただきました。

主人がその時は子供を見ててくれました。まだお母さんが大好きな時でしたので、

舞台から、嬉しそうに私の方に指差しをして、ママ、ママと言っている姿も見えました。

実家の友達に県外に嫁ぐ時、積極的に友達を作らないといけないよ。と言われたのを覚えています。

積極的にはいつもどこかにあります。

あまり、積極的ではないんです。友達が心配して言ってくれたのだと思って頑張ろうと、いまだに思います。

ママさんブラスに初めて参加メールをするときには、パソコンの前で緊張をしたのを覚えています。

あの頃も楽しかった

小さな子供とたくさんのママと楽しい時を送ることができて嬉しかったです。思い切って参加して本当に良かった。そして、高校の時にブラスバンドを頑張ったのも良かったです。あの時はこんな時が待っているとは思いませんでした。

しばらくして、仕事を始めることになったので、少しの間だけでしたがお世話になったことを今でも感謝しています。